電気料金の仕組みをわかりやすく解説!高い原因と今すぐできる節電対策5選

電気代の仕組み

こんにちは、さったくと申します。

夫婦子供2人の4人暮らし。稼ぎ口1人で毎月50%以上貯蓄・投資に回している節約家族です。

皆さんは電気代の計算方法はご存知ですか?

私は新居への引っ越しに伴って電力会社調べている時に初めて知りました。それまでは電力会社は「東京電力」しかないと思っていましたし、実際にそこで契約をしていました。

ですが、いざ調べてみると多くの電力会社があり会社ごとに料金も変わってきます。

今回は、電気料金の仕組みを分かりやすく書かせていただきます。

会社も「どのようにで働くか」より「どこで働くか」で給料が変わってくるように、電力会社も「どこで契約するか」で料金が変わってきます。

基本となる計算方法や仕組みについて話していきますので、ぜひ最後までご覧になってください。

なぜ高い?電気料金が決まる「4つの内訳」

毎月支払う電気料金は、実は4つの要素が合算されて決まっています。

電気料金 = 基本料金 + 電力量料金 ± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金

まずは、スマホの基本料金と通話料のように分かれている内訳を理解しましょう。

1. 基本料金:電気を使わなくても毎月必ずかかる固定の料金
2. 電力量料金:使った電気の量(kWh)に応じて計算される料金
3. 燃料費調整額:発電に使う燃料(火力発電の石炭や液化天然ガスなど)の価格変動を反映する調整分
4. 再エネ特借課金:国が再生可能エネルギーを普及させるために、電気を使う全員から集めている費用

1. 基本料金(使わなくても毎月かかる固定費)

基本料金は、電気を全く使わない月であっても毎月必ず発生する固定の料金です。スマホの「基本プラン料金」と同じイメージです。

多くの電力会社では、一度に使える電気の量を示す契約アンペア数(A)に応じて金額が決まります。

  • アンペア数が大きい(例: 50A・60A):多くの家電を同時に動かせますが、基本料金は高くなります。
  • アンペア数が小さい(例: 20A・30A):基本料金を抑えられますが、一度に家電を使いすぎるとブレーカーが落ちやすくなります。 [1]

💡 節約のヒント:一人暮らしや共働きで同時に家電をあまり使わない家庭なら、契約アンペア数を下げる(例: 40Aから30Aへ変更する)だけで、毎月の基本料金を確実に安くできます。

2. 電力量料金(使った量に応じて払う変動費)

電力量料金は、実際に使った電気の量(kWh=キロワットアワー)に応じて計算される料金です。スマホでいう「通話料(使った分だけ加算)」にあたります。

日本の多くのプランでは「三段階料金」が導入されており、電気を多く使うほど1段階目、2段階目、3段階目と1kWhあたりの単価がアップしていきます。

計算方法:使用量(kWh) × 各段階の単価

  • 第1段階(〜120kWh):生活必需品としての配慮から、最も安い料金単価
  • 第2段階(121〜300kWh):一般的な家庭の平均的な利用を想定した標準的な単価
  • 第3段階(301kWh〜):省エネを促す目的で、最も高く設定された単価

つまり、電気を使いすぎると、単に量が増えるだけでなく1単位あたりの値段そのものが高くなるため、電気代が急騰する原因になります。

💡 節約のヒント:この部分が電気代の大部分を占めています。消費電力の大きいエアコンの設定温度を見直したり、使っていない家電の主電源を切ったりして「使用量そのものを減らす」ことが、最もダイレクトな節約に繋がります。

3. 燃料費調整額(世界情勢で変わる調整金)

燃料費調整額は、火力発電の義務(石炭、液化天然ガス(LNG)、原油など)の輸入価格の変動を、毎月の電気料金に反映して調整するための費用です。 [1]

日本は発電に使う燃料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

そのため、世界情勢の悪化や為替(円安)の影響で燃料価格が上がると、この調整額が電気代にプラスされ、全体の料金を押し上げます。逆に燃料が安くなればマイナス(マイナス調整)され、電気代が安くなる仕組みです。

  • 計算方法使用量(kWh) × 毎月変動する燃料費調整単価

💡 節約のヒント:燃料費の単価自体は国や世界情勢で決まるため、個人の努力で変えることはできません。しかし、これも「使用量(kWh)」に比例して計算されるため、節電をして電気の使用量を抑えれば、受ける影響を最小限に留めることができます。

4. 再エネ特措法賦課金(全員で負担する未来への投資)

再エネ特措法賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを普及させるため、電気を利用する全員から集めている費用です。 [1]

国が決めた法律に基づき、電力会社が買い取った再エネの費用を、日本全国の電気契約者全員で公平に負担しています。この負担単価は国が毎年決定し、全国どの電力会社を使っていても原則として一律の単価が適用されます。

  • 計算方法使用量(kWh) × 国が定めた一律の賦課金単価

💡 節約のヒント:こちらも燃料費調整額と同様に、国が定めた単価を個人の意思で変えることはできません。ですが、やはり「使用量(kWh)」に比例して請求されるため、家庭での電気使用量を減らすことが、この賦課金を安く抑える唯一の方法となります。

最近、電気代が高くなったと感じる2つの理由

「使っている量は変わらないのに電気代が上がった」と感じることがあると思います。私もその1人です。

電気代が高くなったこととして、以下の外部要因が関係しています。

1. 燃料費調整額の高騰

前述もしたように、日本は発電燃料のほとんどを輸入に頼っています。

世界情勢の悪化や円安が進むと燃料の輸入価格が上がり、それに伴って「燃料費調整額」のプラス分が大きくなります。

2. 季節によるエアコン使用量の増加

夏と冬はエアコンの稼働時間が長くなります。

特に冬は、外気温と室内の設定温度の差が大きいため、エアコンが部屋を暖める際により多くの電力を消費します。

今すぐできる!効果的な節電対策5選

日々の生活の中で、電気代を賢く抑える具体的なアプローチを紹介します。

1. エアコンの設定温度を見直す

環境省が推奨する「夏の冷房28℃」「冬の暖房20℃」を目安にする。

私の体感になってしまいますが、これらの温度でも快適に感じます。扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるとより涼しく感じるのでおすすめです。

「扇風機やサーキュレーターの電気代がかかるじゃないか」と思うかもしれませんが、エアコンよりはるかに使用電力量は少ないので、電気代としての影響はあまりありません。

2. エアコンは自動運転を活用する

弱運転よりも、自動運転のほうが一気に部屋を冷やして(暖めて)から安定稼働するため効率的。

微風や弱風は「その温度でずっとエアコンが稼働したまま」になります。

自動運転は部屋の温度を設定温度に保つことになりますので、エアコンが稼働したままにはなりません。

イメージとしては、

  • 微風や弱風:目標タイムがなく、フルマラソンをずーっと走っている
  • 自動運転:目標タイムに向けて、走ったり歩いたりする

どっちの方が疲れにくそうか考えると一目瞭然ですね。

3. 冷蔵庫の詰め込みすぎを防ぐ

中に物を詰めすぎると冷気の循環が悪くなり、余計な電力がかかります。

ちなみに「冷凍庫」については、詰め込んだ方が冷凍効率が良くなると言われています。

冷蔵庫は余裕を持って、冷凍庫は可能な限りたくさん

これらを意識しましょう。

4. 古い家電を買い替える

最新の省エネ家電(特に冷蔵庫やエアコン)は、10年前のモデルと比べて電気代が大幅に安いです。

買い替えで大きな出費にはなりますが、家電は壊れ切ってしまってから遅いです。

  • 冷蔵庫:中身が痛んで処分する羽目になる
  • 洗濯機:洗濯できないでのお金を払ってコインランドリーを使う

物はいつかは壊れます。余裕を持った買い替えを意識しましょう。

5. 新電力会社への乗り換えを検討する

自分のライフスタイル(夜間に電気を多く使うなど)に合わせたプランを選ぶだけで、基本料金や単価が下がる可能性があります。

「エネチェンジ」というサイトを活用すると電力会社の比較に便利です。

URLを貼っておくので活用してみてください。

電気・ガス見直しサイト「エネチェンジ」 電力会社・ガス会社を比較!
エネチェンジは、電気代・ガス代の見直しができる比較サイトです。郵便番号などを入力するだけで節約につながる電力会社(新電力…

まとめ:仕組みを知って賢く電気代を節約しよう

電気料金は「使った分」だけでなく、世界情勢による燃料費の変動や、使う量に応じた3段階の単価設定によって変動します。

まずは毎月の検針票やWeb明細を見て、自分がどの段階の電力量を使っているか確認してみましょう。

第3段階(300kWh超)に突入している場合は、エアコンの使い方やプランの見直しを行うだけで、大きな節約効果が期待できます。

節約は生活満足度を下げないのがコツです。

無理しての節約は絶対に続きません。当たり前の生活で料金を下げる方法を探しましょう。

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